教えて先生!スーパー大麦の秘密 食物繊維の博士が語る スーパー大麦バーリーマックスの魅力

青江 誠一郎教授

スーパー大麦は量・質の両面で非常に優れている!3段階で発酵するから届きにくい腸の奥まで届く!

青江 誠一郎教授

農学博士
大妻女子大学 家政学部 学部長

食物繊維が質・量ともに豊富なスーパー大麦バーリーマックス

食物繊維の量が、とても豊富!

スーパー大麦バーリーマックスは、オーストラリア連邦科学産業研究機構が人々の健康を守るために、10年に及ぶ品種改良によって開発された非遺伝子組み換えの大麦です。
当時、オーストラリアでは人々の健康が社会問題となっており、食生活の中にレジスタントスターチをたくさん取り入れる健康プロジェクトが進められていました。
バーリーマックスは、一般大麦と比べ、2倍の総食物繊維、4倍のレジスタントスターチを含んでいます。このレジスタントスターチはでん粉でありながら消化されにくく、水分を吸収して膨らむ不溶性の成分で、腸の奥まで届いて善玉菌のエサになるという優れた特性をもっています。また、他の大麦と同様、β-グルカンを豊富に含むほか、腸内において容易に発酵が進む3種類の成分も含んでいます。
このように、バーリーマックスは様々な種類の食物繊維群を一度にとれるとても貴重な食材です。食物繊維の種類が多いことにより、腸内のいろいろな菌のエサとなることができるので腸内環境を整えるのに効果的で、まさに食物繊維の「量」と「質」の両方がそなわったスーパーフードといえます。

バーリーマックスの食物繊維は“3段階で発酵する”から、腸の奥まで届く

バーリーマックスの食物繊維は“3段階で発酵する”から、腸の奥まで届く

スーパー大麦バーリーマックスには腸内にいる善玉菌の好物であるフルクタン、β-グルカン、レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)が豊富に含まれています。
この3つの成分は、腸内における分解スピードが異なることから、それぞれ腸の入口・中間・奥と3段階で善玉菌たちのエサとなります。たとえば、フルクタンは小さな分子なので腸の入り口で素早くエサになりますが、レジスタントスターチは不溶性かつ大きな分子であるため、ゆっくり発酵、分解され、腸の奥まで届いて善玉菌のエサになります。
さらに、エサ(食物繊維群)を食べた善玉菌たちは「短鎖脂肪酸」を生み出すことで自らが増えやすい環境を整え、腸内環境を改善してくれるのです。